栗山かなまる農園が目指す農業



お客様に「美味しい」と言って頂きたい。

その一心で安全で安心してもらえる美味しい野菜を育てております。

そして、美味しさを追求する事とは、健康に生育させる事につきると考えております。

自然界の成り立ちを自然に受け入れ、それに順応できる体をつくり、私たちは、ほんの少しそのお手伝いをしてあげる。そんな考えで野菜と接しております。

雪深い北海道の地であっても一年中「土」を感じつつ、野菜は生き物だという事を心に刻み続け、お客様にいつも「美味しい」と言って頂ける野菜をお届け出来る様、日々努力して参ります。

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野菜が健康に育つ
環境づくりを目指して



栗山かなまる農園では、野菜が健康に育つ環境をつくり、美味しく安心して食べられる野菜を皆さんにお届けすることを目指しています。

その実現のために最もこだわっているものは「自家製モミガラ堆肥」と「自家製ボカシ肥料」です。

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自家製モミガラ堆肥



「モミガラ堆肥」とは、栗山町で育った稲の籾殻を主体にした堆肥で、有効微生物がふんだんに含まれた肥料でもあります。

毎年11月下旬より原料となるモミガラの運搬に始まり、12月上旬から微生物資材と微生物のエサとなる米ぬか・菜種かす等を混ぜ、その後、攪拌作業を20日置きに3月まで続け、「モミガラ堆肥」を手造りしています。

「モミガラ堆肥」を土にすき込むと、有効微生物の活躍により根の働きが良くなります。
根は、人間に例えると胃腸のようなもので、消化吸収が良くなると体全体が健康になります。

野菜も人間と同じで、健康になれば病気にかかりにくく、薬(農薬)を使用しなくても良くなります。
また、根の回り土は、アミノ酸等(うまみを高める成分等)を取り込みやすい状態になり、濃い味と風味がつくと考えています。

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自家製ボカシ肥料



「ボカシ肥料」とは、米ぬか、油かす、魚粉、骨粉などの有機質肥料に、微生物資材を混ぜて発酵させた物です。

自家製モミガラ堆肥に、魚粉、骨粉等を混ぜて攪拌作業を約2ヶ月間続け、手造りで「ボカシ肥料」を造り上げます。

作物にとっての「ボカシ肥料」は、人間で例えると母乳のような存在であり、野菜に必要な栄養の消化吸収が化学肥料よりも消化吸収しやすいのです。

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有機JASの取得



野菜が育つ環境、栄養の元となる堆肥や肥料の原材料は、全てメーカーの安全証明を取り、菜種粕、米糠、微生物資材など自分で選んだ資材を使用しています。

原材料の見える自家製のモミガラ堆肥とボカシ肥料を軸とした、栗山かなまる農園の栽培技術は、より多くの人に理解して頂けるようJASの有機農産物生産工程管理者(有機JAS)を取得しています。

有機JASとは?

有機JASは、厳しい生産基準をクリアして生産された、有機(オーガニック)食品の証です。
以下の厳しい生産基準をクリアし、初めて認証されます。

  • 種まき又は植え付け前2年以上、禁止された農薬や化学肥料を使用していない田畑で栽培する。
  • 栽培期間中も禁止された農薬、化学肥料は使用しない。
  • 遺伝子組換え技術を使用しない。

一度認証を受けた後も、毎年基準をクリアしなければなりません。
この認証を受けたものが、『有機』や『オーガニック』という名称をつけて、販売することが許されています。

詳しくは農林水産省のホームページをご覧下さい。

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主役は野菜。私たちは農医。



野菜が健康に育つよう手助けするのが、私たちの役目です。

野菜も人間と同じで、健康になれば病気にかかりにくく、薬(農薬)を使用しなくても良くなります。

私たちは、野菜の健康状態を見て、病気への対策や、必要とする栄養などを与え、健康に育つためのサポートをします。

栗山かなまる農園の野菜は、私たちの手によって一人の子供のように健康に育てられ、1つ1つ収穫されていきます。

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生産品目

ミニトマト

特徴

旨味、甘味、酸味がぎゅっと詰まった味と、輝く姿が特徴。サラダに向いています。
ミニトマトの赤い色はリコピンという成分で、リコピンには有害な活性酸素の働きを抑える強い抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などを予防する効果が高い事がわかっています。

出荷期

6月~10月下旬

主な栄養分

リコピン、ビタミンC、ビタミンA,ビタミンB6、カリウム、ルチン

保存方法
  • ビニール袋に入れて冷蔵庫で2〜3日。冷やしすぎると味がボケます。
  • 加工用として、乾燥(ドライトマト)や冷凍などの保存方法もあります。
その他

ミニトマトは有機JAS認証を受けた圃場で生産されています。

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